
有機肥料にはいくつもの種類があります。有機物から作られることから、有機肥料といいます。ゴマや大豆の油で作るのが、油かすです。肥料に必要な要素には、カリや窒素、リン酸がありますが、油かすはこのうちの窒素を大量に含んでおり、葉物を育てるのに最適です。米ぬかは堆肥にも使われ、リン酸を多く含みます。骨粉もリン酸が多く、動物の骨を粉状にしたものです。堆肥は、基本的な有機肥料で、3要素がバランスよく入っています。草木灰は、病害虫を防ぐことができ、リン酸やカリが豊富に入っています。草や枝などを燃やして作る肥料です。
有機野菜を作るのに使ってもいい農薬があります。使用には条件が付きますが、大豆レシチンやワックス水和剤、クロレラ抽出物液剤、マシン油乳剤、なたね油乳剤、石灰硫黄合剤、生石灰、シイタケ菌糸体抽出物液剤、二酸化炭素材、混合生薬抽出物液剤など多数あります。これらは、農林水産大臣によって定められています。
無機肥料も使用可能なものがあります。消石灰やリン酸アルミニウムカルシウム、リグニンスルホン酸塩、硫黄、食酢、塩化カルシウムなどです。こうした肥料も使うことができますから、有機野菜がすべて、有機肥料だけで作られているのではありません。